日本ハムのドラフト戦略に新庄監督関与の波紋…矢沢宏太「1位指名」公表も意向を反映か

公開日: 更新日:

 この矢沢の指名は3日、「(ドラフト)1位は決まっている。両手で(クジを)引いちゃおう」と発言した新庄監督の意向に沿ったものでもあるという。

「新庄監督はスカウト会議にこそ出席していませんけど、最終的に稲葉GMが新庄監督の意向もくんで指名を決定したフシがあるのです。新庄監督は当初から、今年のドラフトでは即戦力が欲しいと強く希望していましたしね」とは、前出のOB。

 矢沢が即戦力になるようならともかく、そうなる保証はいまの段階でどこにもない。それより何より今後、ドラフトだけでなく、FAやトレードなどの補強にも「どんどんいく」と公言している新庄監督の意向が反映されるとすれば、いよいよフロント主導の長期的なチームづくりからかけ離れることになる。前出のOBは、日本ハムがドツボにはまらないか不安で仕方がないそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋