著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

森保JのキープレーヤーMF守田英正を直撃「米国戦のアシストのような形を少しでも多く」

公開日: 更新日:

守田英正(27歳・ポルトガル1部スポルティング・リスボン)

「今回のカタールW杯は直前合宿がない分、クラブでの出来や調子がモロに出る。ここからの1カ月がホントに大事になってくると思います」。9月の米国、エクアドルとのドイツ遠征2連戦(デュッセルドルフ)終了後、日本の絶対的ボランチに浮上した守田は改めて語気を強めた。その言葉通り、クラブでは9月30日のジル・ビセンテ戦、10月8日のサンタクララ戦でリーグ連発弾。欧州CLもここまで全試合先発と調子を上げている。まさに「森保日本のキープレーヤー」とも言うべき男は、爆発的な成長を遂げている──

 ◇  ◇  ◇

 米国戦前半25分の鎌田大地(フランクフルト)の先制弾。右サイドを疾走した伊東純也(スタッド・ランス)からボールを受け、ラストパスを供給したのが守田だった。

「アシストがついたのは純也君があそこまで持っていってくれたから。ラッキーでしたけど、90分を通していい形でゲームメークできたなと思います」と2-0勝利の後、背番号13をつける男は達成感を全身で表した。

遠藤とダブルボランチを形成

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々