サウジアラビアはメキシコに敗れ終戦も…強化に注ぎ込んだカネだけなら“W杯優勝”

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 1日朝、サウジアラビアが強豪メキシコに1-2で敗れ、2大会連続のグループリーグ(GL)敗退となった。

 アジア予選は同じB組の日本に快勝するなど1位通過。GL初戦に強豪・アルゼンチンから大金星を挙げ、国が選手全員にロールスロイスをプレゼントするとして話題になった(後に選手が否定)。

 サッカー関係者が言う。

「サウジは全員が国内リーグ所属の純国産チーム。国際舞台ではまだ結果として表れていないものの、18年ロシア大会でGL敗退したことを機に、国を挙げてサッカーの強化に努めている。スペイン、フランス、ペルー、ブラジルといった強豪国の選手や指導者を国内リーグにヘッドハントして最先端の技術、戦術を取り入れつつ、欧州の強豪チームへ選手を派遣するなど、育成にも励んでいる。アジアに限れば日本よりも先を行っているといっていい」

 こうした欧州との連携を可能にするのが、オイルマネーによる潤沢な資金力だ。

 昨年10月、ムハンマド皇太子が会長を務める政府系ファンド・PIFが主導し、英プレミアリーグのニューカッスルを推定3億ポンド(約460億円)で買収。同リーグのシェフィールド・ユナイテッドもサウジの王子がオーナーとなっている。

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