フランス首位通過も大会初黒星…それでも際立った主力の凄みと強み、前回王者に死角なし

公開日: 更新日:

 前回王者フランスに土が付いた。

 すでにグループリーグ突破を決め、先発9人を入れ替えて臨んだチュニジア戦。後半13分に先制を許すと、フランスベンチはMFエムバペらの主力3人を一気に投入。その後もグリーズマン、デンベレのFW2人を立て続けに送って反撃を試みるも、ゴール前を固めたチュニジアの守備に阻まれた。試合終了間際にグリーズマンが相手のクリアボールをボレーで叩き込み、ようやく同点……と思われたが、VARでグリーズマンのオフサイドが確認され、ゴールは取り消された。

 ここまで未勝利のチュニジアに大会初白星と金星を献上したフランスは後味の悪さを残したが、元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「大会連覇を狙うフランスは主力を温存する決勝トーナメントを見据えた布陣。個々の先発メンバーはレベルが高く、所属クラブなどで実績のある選手ばかりですが、やはり連動性という面では、主軸級と比べると見劣りしました。しかし、後半から左サイドにエムバペ、司令塔にグリーズマン、右サイドにデンベレのレギュラー組が入るとチーム全体の連係が良化し、周囲の選手たちのパフォーマンスも格段に良くなった。チュニジア相手に苦戦したことでフランス代表の主軸組のレベルの高さがより際立った格好です。決勝トーナメントでのフランスの戦いぶりは要注目です」

 前回王者に死角はないと見てよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情