W杯準決勝で粘りが身上のクロアチアを襲う…“メッシのアルゼンチン”2人のキープレーヤー

公開日: 更新日:

オランダ戦で乱闘騒ぎを起こした“トラブル製造機”に注目

 中山氏は「オランダのベンチにボールを蹴り込んで乱闘騒ぎを起こしたアルゼンチンMFパレデスの一挙手一投足は見逃せない」とこう続ける。

「前所属パリSGでも現所属ユベントスでも、トラブル製造機として知られ、悪質なファウルを仕掛けたり、口汚く罵ったりすることで相手を怒らせ、イエローカードなどを誘発するパフォーマンスが得意。クロアチアMFブロゾビッチがメッシをファウルで倒すと、パレデスがすっ飛んでいって罵声を浴びせ、ブロゾビッチがパレデスを突き飛ばして退場。痛がっていたメッシとパレデスがニヤリという光景が想像できます」

 アルゼンチン代表は1960~70年代に「アニマル」と呼ばれ、世界中の対戦相手から嫌悪された。勝つために手段を選ばない<らしさ>が、準々決勝のオランダ戦で十二分に発揮されたわけだ。

 クロアチアも心してかかるべし、である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル