GK権田はJ2清水のまま? W杯で好セーブ連発→知名度急上昇でも移籍市場で不人気のナゼ

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 森保ジャパンGK権田修一(33)が25日、日本サッカー協会(JFA)主催のトークイベントに出席。テレビで見せる当意即妙トークを親子連れらサッカーファン100人の前で披露した。

 権田といえば16強入りしたカタールW杯で好セーブを連発。大番狂わせの立役者として「防衛大臣」と呼ばれ、一躍全国区となった。W杯前はネームバリューの高い欧州組と比べると知名度の低いJリーグ組に過ぎなかったが、連日のテレビ出演でさらに知名度が急上昇。「来季Jリーグで権ちゃんを見たい」という人も少なくないだろう。

 しかし、権田所属の清水は、今季のJ1で降格圏内のブービー17位に低迷。来季の権田はJ2でしか見られない。サッカー関係者がこう言う。

■森保ジャパンの人気者なのに海外はおろか…

「権田本人は『W杯でドイツやスペインの選手と初めて対戦。日常的に世界のトップと顔を合わせたい』と焦燥感をにじませているが、移籍したくても今のところ、J1クラブから正式オファーは届いていない。権田は2019年1月から1シーズン半、ポルトガル1部のポルティモネンセでプレー。W杯後、元代表MF本田圭佑が経営する事務所の元幹部を通して古巣とコンタクトを取ったみたいだが、現時点では移籍話にまで進展していない。このままだと、森保ジャパンのヒーロー権田は来季、レベルの低いJ2で5000人ほどの観客の前でプレーするしかない。人気者となった権田にとっては、屈辱的状況というワケです」

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