カージナルス日系人外野手がWBC日本代表候補に!「ラーズ・ヌートバー」って誰だ?

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 来年3月に開幕するWBCの日本代表候補に日系人メジャーリーガーが名を連ねているという。

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25、右投げ左打ち)だ。オランダ系米国人の父と日本人の母を持ち、ミドルネームは「タツジ」。

 南カリフォルニア大学から2018年、ドラフト8巡目(全体243位)でカ軍入団。昨季は傘下3Aメンフィスで打率.308と結果を残して、6月にメジャーデビューした。通算166試合に出場し、打率.231、19本塁打、55打点。

 身長190センチ、体重95キロの大型外野手は粗削りながら思い切りの良さが武器だ。大物投手を相手に結果を残しており、昨季はブルワーズのエース右腕ウッドラフ、今季は同じブ軍で昨季のサイ・ヤング賞右腕バーンズから一発を放っている。

 本拠地セントルイスの地元メディアなどによれば、ベンチでは常に大声を出してナインを鼓舞するムードメーカー。ミスをしても決して下を向くことなく、気持ちの切り替えが早いタイプだ。ゴールドシュミット、アレナドらメジャーを代表する内野手とも気軽に冗談を言い合う仲だそうで、今季限りで引退したカ軍のレジェンドであるプホルス(42)やモリーナ(40)らのベテランには特にかわいがられたという。

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