“FKの名手”中村俊輔氏にコーチオファー報道 レジェンドを招聘する森保監督の深謀遠慮

公開日: 更新日:

 中村がセルティック時代の2006年、欧州CLの強豪マンチェスター・ユナイテッド戦で決めた超絶FK2本は、今でも欧州サッカー界で語り草になっているし、J1通算73得点中、直接FKは歴代最多の24得点を決めている。まだS級ライセンスは持っていませんが、代表の得点力アップにはうってつけの人材です」(サッカー関係者) 

 第2次森保ジャパンの「元代表選手のコーチ就任」の流れは、カタールW杯を制したアルゼンチン代表の「やり方を踏襲している」ともっぱら。

「44歳のアルゼンチン代表監督スカローニはスペイン、イングランド、イタリアでプレー経験があるとはいえ、代表歴が7試合しかなくてカリスマ性に欠けることを気にしていた。ロシアW杯後にアルゼンチン代表を率いると元代表DFサムエル(44)、元代表MFアイマール(43)、W杯に2回出場した元主将のDFアジャラ(49)をコーチに引き入れ、レジェンドを部下にすることで代表監督として箔付けに成功。求心力が高まったことも今回のW杯制覇につながった」(前出の関係者)

 カタールW杯日本代表はメンバー26人中、海外組が19人を占めた。現役時代は国内組だった森保監督。スカローニ監督にあやかれるか──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?