貴景勝は“轢かれたヒキガエル”な負け方が横綱昇進の足かせ…突き押し専門と大型化の弊害

公開日: 更新日:

 倒れる時は前のめり──が、必ずしも良いとは限らない。

 今場所を12勝3敗で制し、3月の大阪場所で綱とりに挑む大関貴景勝(26)。しかし、不安の声も少なくない。大関が優勝した場合、次の場所は無条件で綱とり場所になるはずだが、八角理事長(元横綱北勝海)は「まだ何とも言えない」と言葉を濁している。通常ならば考えられないことだ。

 貴景勝は突き押し専門の力士。特に負けるときはまるで車に轢かれたヒキガエルのように両手両足を広げて土俵にバッタリ倒れ込み、土まみれになることが多いのも確かだ。横綱ともなれば、立ち居振る舞いはもとより、土俵内でもそれ相応の相撲内容が求められる。負け方ひとつ取っても、横綱が土俵にずでんどうでは威厳も何もあったもんじゃない。

 親方のひとりは「大型化の弊害でしょう」と、こう続ける。

「昔に比べ、幕内力士の平均体重は年々増えている。現在は150キロ台後半と、平成初期と比べても10キロ以上増えている。貴景勝は175センチと上背は平均以下だが、体重は165キロですからね。重くなった分、ちょっとしたことで土俵に落ちてしまう。貴景勝は重さとパワーを乗せた前傾姿勢での突進が武器だが、タイミングを外されるとアッサリやられることが多いですからね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    “ほぼ全裸ポスター”は制度を悪用? 過去にもあった「公序良俗ギリギリ」のきわどいポスター

    “ほぼ全裸ポスター”は制度を悪用? 過去にもあった「公序良俗ギリギリ」のきわどいポスター

  2. 2
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  5. 5
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  1. 6
    勘三郎さんがタクシーの中で私の足元に潜り込み太ももを…

    勘三郎さんがタクシーの中で私の足元に潜り込み太ももを…

  2. 7
    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  3. 8
    大谷翔平の怒りは収まらず…日テレ&フジ「自宅空撮」で“ドジャース出禁”のその後

    大谷翔平の怒りは収まらず…日テレ&フジ「自宅空撮」で“ドジャース出禁”のその後

  4. 9
    守勢の小池百合子氏は10Pリードも不安視される“女帝の舌禍”…「排除」発言で急失速の過去

    守勢の小池百合子氏は10Pリードも不安視される“女帝の舌禍”…「排除」発言で急失速の過去

  5. 10
    大谷を襲う「申告敬遠禍」…不動のリードオフマン離脱は本塁打王争いの行方にも影響必至

    大谷を襲う「申告敬遠禍」…不動のリードオフマン離脱は本塁打王争いの行方にも影響必至