小池知事は五輪談合事件にも他人事…都HP「組織委を全面支援」明記で問われる当事者意識

公開日: 更新日:

東京五輪を全面的にバックアップしていたのは東京都

 そんな中で、《いやいや、あなた「当事者」でしょう。なんで他人事みたいなの?》などとSNSで批判の声が上がっているのが、東京都の小池百合子知事(70)だ。小池知事はこの日、森容疑者が逮捕されたことを記者から問われると、「大変遺憾に思う。清算法人に引き続き捜査に全面的に協力するようにと伝えている」と神妙な面持ちで語っていたのだが、《五輪を招致し、「開催都市」となったのは東京都だ。小池さん、第三者みたいな感想でいいのか》といった投稿が相次いだ。

 確かに五輪招致段階の都のホームページにはこうあった。

<開催都市「東京都」の役割 東京都は、大会を開催する都市として、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「大会組織委員会」という。)が行う大会準備を全面的にバックアップするとともに、大会中の都市の活動を維持し、大会後にオリンピック・パラリンピックの有形無形のレガシーを残すなどの取組を行っています>

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々