阪神・佐藤輝明「三塁コンバート」の効用 早速シート打撃で豪快バックスクリーン弾!
                         打った瞬間、それとわかる一撃だった。
 阪神の佐藤輝明(23)が9日のシート打撃で西純の低めのボールをすくい上げ、バックスクリーンに叩き込んだ。
 3年目を迎える今季は、右翼からかねて志願していた三塁へコンバート。全143試合、フルイニング出場を目指すなど、やる気満々だという。岡田監督も三塁で固定することを明言。さらなる飛躍への契機になるかもしれない。
 三塁手は外野手とは違い、機敏な動きが求められる上に、試合中は外野手以上に体への負担が大きい。三塁でフル出場するためには、特に下半身の強化が不可欠だ。
 佐藤輝は昨季、打率、打点こそ1年目を上回ったものの、本塁打数は24本塁打から20本塁打に減った。球団OBが言う。
「昨季は膝を痛めた影響もあり、下半身が粘れず、スイングが小さくなったと指摘する評論家も少なくなかった。岡田監督も昨秋キャンプで体力面の不安を指摘。『みんな元気にあんだけノックを受けてる。数も受けれないということやんか』と表情を曇らせたが、三塁を死守するという意識が強ければ、守備練習にも精が出る。守備でフットワークを鍛え、下半身を強化できれば、打撃にもプラスになります」
 かつて佐藤輝と同じ左打者で長年、阪神の「4番・三塁」を担った掛布雅之氏は、「守備固めを出される選手が真のチームリーダーになれるのか」と言っている。待ちに待った三塁取りの好機を生かしたいところだ。                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                