ダルは今や侍J“3人目の投手コーチ” 塾第2弾で朗希にスライダー、宮城にフォーク伝授

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 そしてこう続けた。

「もちろん日本代表での戦いは大事だけど、私はオリックスのコーチでもあるので、その後のシーズンもスムーズに入れるようにするのも大事。だから、宮城にあんまりWBC球を意識させたくないところはあるんです」

 その点、この日の「ダル塾」は「WBC球の扱い方」といった教えではなく、「変化球の投げ方や極意」だから、WBC終了後も自身の財産になる。16日に「ダル塾第1弾」で教わった巨人・戸郷もそこを感謝していた。宮城にもいい「きっかけ」になれば、さらなるブレークの足掛かりになるかもしれない。

 厚沢コーチがこの日、「(ダルビッシュは)自分のことだけじゃなくて、どんどん教えて欲しいよね」と言えば、栗山監督も「昨日も今日もいろいろ話をしたので、本当に感謝しかない。若い人たちといろいろ話をしてくれながら、いろんなものを与えてもらっている。他の選手たちに話を聞くと、すごく喜んでいる感じの表情が良かった」と振り返った。

 栗山監督、吉井、厚沢両コーチは全員、日本ハムの首脳陣経験者でダルビッシュを知っている。「3人目の投手コーチ」のカリスマ指導に、侍首脳陣はニンマリである。

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