ダルは今や侍J“3人目の投手コーチ” 塾第2弾で朗希にスライダー、宮城にフォーク伝授

公開日: 更新日:

 佐々木に教えたのは「スライダー」だ。佐々木は「内容は秘密です」と明かさなかったものの、「すごくありがたかったです」と感謝しきりだった。昨季まで直球とフォークが中心だったが、このオフはスライダーの習得に取り組んでいる。

「昨年は完全試合を達成しましたが、勝ち星は9勝(4敗)止まり。侍の投手コーチでロッテの新監督に就任した吉井投手コーチも、ダル講座がスライダー習得の助けになってくれるなら感謝でしょう」(ロッテのチーム関係者)

■栗山監督「本当に感謝しかない」

 宮城には「フォーク」を伝授。こちらも「すごく良かった」と笑顔だった。

 ただ、14日の紅白戦で2回を投げて2被弾で3失点。オリックスの投手コーチで、日本代表のブルペン担当コーチを務める厚沢コーチはオリックスのキャンプ地で日刊ゲンダイにこう明かしていた。

WBC球に苦労している? 今年の初戦ですから、それで打たれたと評価するのは酷ですよね。彼は脳みそと手の感覚が一致する投手。考えたことを投球で実行できるんです。要するに修正能力が高い。心配していないわけじゃないけど、何かきっかけがあれば、すぐに修正できるんじゃないかな」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」