侍J守護神・大勢は堂々のメジャー宣言…“品評会”で評価上昇の巨人勢、原監督は内心複雑か

公開日: 更新日:

 侍ジャパンの抑えを務めた大勢(23=巨人)が堂々のメジャー宣言だ。

 前日の準決勝メキシコ戦で九回を無失点で抑え、その裏の逆転サヨナラ勝ちを呼んだ日本の守護神が、この日の決勝は2点リードの七回に5番手として登板。いきなり無死一、二塁のピンチを招いたものの、2番トラウトを右飛、3番ゴールドシュミットを遊ゴロ併殺に抑え、無失点で切り抜けた。結局、4試合に登板して無失点だった。

 米国はスタメン9人全員がメジャーリーガーだったが、力勝負で抑えられたことで「(メジャーへの)気持ちが芽生えましたね。メジャーリーガー相手に投げてみて、正直、格好良かった。メジャーに呼ばれるような投手になりたいと思った」と目を輝かせた。特に今大会でメジャー関係者の評価を上げたのは巨人勢だったという。

 この日、2番手として登板した戸郷翔征(22=巨人)も好投。三回にトラウトからフォークで空振り三振を奪うと、2死一、二塁のピンチで、1打席目に先制本塁打を放っていたターナーを伝家の宝刀のフォークで空振り三振に仕留めた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性