FA大谷争奪にスター不在の「第4の金満球団」参戦か メッツ・ドジャース・エンゼルスの“三つ巴”に殴り込み!

公開日: 更新日:

 いよいよ注目のシーズンが幕を開ける。

 エンゼルス・大谷翔平(28)は、日本時間29日に行われたドジャースとのオープン戦最終戦に「3番・DH」で出場。2打席連続で四球を選び、実戦調整を終えた。

 WBCが終わっても好調を維持している。大会前のオープン戦2試合と強化試合、WBC9試合を含め、打者として出場した全14試合で打率.474、3本塁打、14打点をマーク。この日の試合前には同31日のアスレチックスとの開幕戦に備え、ブルペンで40球を投げた。先発投手として二刀流出場する予定だ。

 14年ぶりの世界一に導いたWBCでは2勝1セーブで胴上げ投手。投打で侍ジャパンを牽引し、MVPに輝いたことで、その価値は爆上がり状態となっている。

 今オフにFAとなる大谷に関して、エンゼルスのミナシアンGMはこの日、「交渉についての話はできない」と口を閉ざした。開幕前の契約延長合意に持ち込めず、FAになる可能性が高まったことになる。米メディアによれば、今オフのFA市場で、10年の契約期間で総額800億円超えの契約が予想されており、大谷の動向は世界中に注目されている。米球界関係者がこう言う。

「中でも資金が豊富な金満球団のメッツとドジャースは、総額5億ドル(約658億円)スタートといわれる契約金を支払う能力があり、こちらでは一騎打ちのように報じられています。エンゼルス残留を含めて三つ巴とされていたところに、第4の金満球団というべきチームが殴り込みをかけてくるとみられている。ジャイアンツです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?