青学・原晋監督“クレディ・スイス債”紙切れ 講演料、印税がパー…選手は管理できても資産は?

公開日: 更新日:

《紙切れになりました》

 6日、コメンテーターを務めるフジテレビ「イット!」でこう語ったのは、箱根駅伝で青山学院大学駅伝部を6度の優勝に導いた原晋監督(56)。

 経営危機に陥ったスイス金融大手「クレディ・スイス」は、スイス金融大手「UBS」に買収されたものの、原監督が投資していたクレディ・スイスの「AT1債」が紙切れになってしまったというのだ。被害額はサラリーマンの年収の数年分、およそ数千万円と見られている。老後の温泉旅行のためにコツコツためてきた貯金がパーになっただけに、怒りを隠せない原監督。
 
 証券会社の営業マンに勧められるがまま、ローリスク商品だと思い購入したが、その際、リスクに関する説明はなかったという。
 
「債券にもランクがあって、一般社債に比べてAT1債は金利が高く、ハイリスク商品という位置づけです。結局、クレディ・スイスはUBSに救済されたので、皮肉なことに株式は紙くずになりませんでした。原監督は金融の知識がなかっただけに、資金管理ができておらず、プロの甘言にまんまとハマった形です」(市場関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった