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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

大リーガーは平均年俸5.5億円の高給取り だから強盗の恰好のターゲットなのだ

公開日: 更新日:

 盗難の被害額で最も多かったのは元ヤンキースのスーパースターで、現在ESPNの解説者を務めているアレックス・ロドリゲスだ。彼は解説の仕事でサンフランシスコに来ていた19年8月、球場の近くに止めたレンタカーのダッシュボードに50万ドル(約6800万円)相当の宝石類が入ったバッグを置いたまま球場で解説の仕事をしていたところ、車上荒らしの被害に。ファンからは、宝石商でもないのに多くのお宝を持ち歩いているのはおかしいという声が上がった。

■ピストル強盗

 今季、ダイヤモンドバックスで活躍中のセットアッパー、ミゲル・カストロはドミニカ共和国に帰省した20年1月に、クビに着けていた時価3万ドル(約400万円)相当の金のチェーンネックレスを2人組のピストル強盗に狙われ、頭に銃口を突き付けられた。

「後ろ向きになってクビの金のチェーンを外せ」と脅されたカストロは、人殺しもいとわないギャングたちだと直感し、殺されるのを覚悟しつつネックレスを外したところ男たちは、それをひったくって逃走した。

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