巨人大城はアピールするなら“原のうち”…大物バウアーからの一発含む4安打も問題はリード

公開日: 更新日:

■“慎之助政権”が誕生なら若手捕手抜てき?

 過去にはこんなミスでベンチを怒らせたことがある。

「接戦の無死満塁の状況で、ベンチは内野ゲッツーの守備隊形を指示した。それなのに、大城は併殺を打たせるために低めを要求することなく、なぜか外角高めに構え、まんまと満塁弾を浴びた。原監督は『ベンチの意図を理解していたのか?』と激怒していました」(同前)

 そこにきて阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)の存在だ。

 阿部ヘッドは昨年、日刊ゲンダイのインタビューで「若手の正捕手を早急に育てたい」と自らの構想を語っていた。仮に、来季“慎之助政権”が誕生すれば、山瀬ら若手捕手が抜てきされ、大城はベンチを温めることにもなりかねない。

 下位に低迷する原監督に「今季限り」の可能性が出てきた以上、いくら世界一メンバーだろうが、自慢のバットでも苦手なリードでも、首脳陣にアピールするしか生き残る道はないかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間