巨人大城はアピールするなら“原のうち”…大物バウアーからの一発含む4安打も問題はリード

公開日: 更新日:

■“慎之助政権”が誕生なら若手捕手抜てき?

 過去にはこんなミスでベンチを怒らせたことがある。

「接戦の無死満塁の状況で、ベンチは内野ゲッツーの守備隊形を指示した。それなのに、大城は併殺を打たせるために低めを要求することなく、なぜか外角高めに構え、まんまと満塁弾を浴びた。原監督は『ベンチの意図を理解していたのか?』と激怒していました」(同前)

 そこにきて阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)の存在だ。

 阿部ヘッドは昨年、日刊ゲンダイのインタビューで「若手の正捕手を早急に育てたい」と自らの構想を語っていた。仮に、来季“慎之助政権”が誕生すれば、山瀬ら若手捕手が抜てきされ、大城はベンチを温めることにもなりかねない。

 下位に低迷する原監督に「今季限り」の可能性が出てきた以上、いくら世界一メンバーだろうが、自慢のバットでも苦手なリードでも、首脳陣にアピールするしか生き残る道はないかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」