西武・山川穂高に浮上する「海外逃亡説」の信憑性 クビ免れても“針のむしろ”で日本球界では扱いづらい

公開日: 更新日:

 と、代理人事務所の関係者がこう続ける。

「現実的には、MLBではなくアメリカの独立リーグでしょう。本塁打王3度の長距離砲といっても、パワーだけではメジャーじゃ厳しい。向こうはスキャンダルに寛容といっても、時代は変わってきた。間違いなく数字を残す一握りの選手ならともかく、20年サイ・ヤング賞投手のバウアー(現DeNA)ですら性的暴行疑惑がたたり、不起訴になりながら、獲得するメジャー球団はなかった。

 18年に女性への暴行容疑で逮捕されたオスナ(現ソフトバンク)もその後のキャリアに窮して、日本に来た。独立リーグなら受け入れてくれる球団は多くある。独立リーグでプレーしてほとぼりを冷ましてから、いずれは日本球界に復帰……というプランはあり得る。すでに山川サイドにアプローチすると言っている代理人もいます」

 西武としても、自主退団してくれるなら御の字だ。もちろん、また日本で野球ができるかどうかは別問題だが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」