小兵の元幕内・石浦が引退会見で語った「下半身不随になるのは嫌なので」の重み

公開日: 更新日:

 大相撲の本場所は年6場所15日制なので、年間90日は真剣勝負を行っている頻度になる。本場所が2カ月に1度とはいえ、ダメージは完全に消えるどころか、むしろ蓄積していく。

 特に関取の平均体重が160キロ前後と巨大化する昨今、石浦(98.8キロ)のような小兵は常に大ケガの恐れがある。

 5月場所では同じ宮城野部屋の炎鵬(100キロ)も首のケガで途中休場した。小兵でなくとも、大関貴景勝は首の負傷の再発を恐れ、以前ほど頭から強く当たれなくなっている。

 新弟子不足にあえぐ角界だが、これでは入門志願者が減り続けるのも無理はないか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動