岩井明愛は早くも賞金8600万円…国内“高級接待コース”とは大違いな海外挑戦組の苦戦ぶり

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【アース・モンダミンカップ】最終日

 通算13アンダーで並んだ申ジエ(35)と岩井明愛(20)のプレーオフは、申が勝利。国内ツアー最高額の優勝賞金5400万円と副賞の高級車などをゲット。敗れた岩井も2位の賞金2600万円を手にし、今季の獲得賞金は約8623万円に。双子の妹・千怜も約8949万円となり、岩井姉妹はプロ3年目の今年、1億円超の賞金は確実だ。

 それにしてもだ。今大会は同一週開催の全米女子プロ(米ニュージャージー州・バルタスロールGC)とは大違い。国内大会の舞台は、いわゆる高級接待コースであり、好スコアが出やすい。足首まで伸びたラフからでもグリーンに乗せてバーディーが取れた。

 一方の全米女子プロは、第1打をラフに入れるのは禁物。ガードバンカーに囲まれた硬くて速いグリーンは微妙な起伏があり、ピン位置は左右ギリギリ。グリーン回りからのアプローチもピンに寄せるのは容易ではなく、50センチのパットでもラインを何度も確認するほど神経を使う。

 国内で最も厳しいセッティングで知られる日本女子オープンを連覇した勝みなみ(24)でも予選で姿を消した。

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