Rソックス中軸に定着した吉田正尚を評価できなくても、我々が責任を取らされることはない

公開日: 更新日:

 本拠地のフェンウェイパークは、本塁から左翼フェンスまでの距離が95メートルと極端に短く、左翼手の守備範囲はメジャーで最も狭い。それだけに守備に難のある吉田でもこなせるとレッドソックスはソロバンをはじいたのだろう。左翼手に守備力が要求される本拠地球場をもつ球団は、とてもじゃないがレッドソックスほどの金額は出せない。つまり吉田にあれだけの投資ができたのはレッドソックスだからなのだ。

 さて、松井がうなったくらいだから、吉田の活躍をまったく予想できなかったスカウトも中にはいただろう。あるいはメジャーへ行ったら成績はガクンと落ちると報告したスカウトもいるのではないか。

 しかし、吉田を評価しなかったからといって、スカウトが責任を取らされるようなことはまずない。昨今は、ほとんどの球団が、補強を合議制で行っているからだ。

 我々の評価だけで選手を獲得するわけではないとはいえ、データ全盛だからこそ、我々スカウトは数字に表れない部分も突っ込んで調査、選手を評価すべきだと思っている。

メジャーリーグ覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る