巨人が「魔の7月」に突入…守護神・大勢が登録抹消、昨季は真夏2カ月で借金10と大失速

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 巨人の守護神・大勢(24)が6月30日、登録を抹消された。球団は右上肢のコンディション不良と発表した。

 2年目の今季は24試合に登板し、2勝0敗、14セーブ、防御率3.00。疲労の蓄積が考慮され、27日からの秋田、盛岡遠征2連戦を回避。ジャイアンツ球場で回復に努めていた。この日は原監督ら首脳陣が状態を確認することになっていたが、一軍の試合前練習には合流したものの、キャッチボールなどは行わず、5日連続ノースロー調整となっていた。

 巨人の絶対的な存在である。1年目だった昨季は開幕から抑えを任され、新人最多タイの37セーブで新人王を獲得。今年3月には侍ジャパンの一員としてWBCの優勝に貢献した。

 巨人は内野の要である坂本が23日の広島戦の走塁時に負傷し、「右大腿二頭筋長頭肉離れ」で24日に抹消となったばかり。中軸打者の中田も右太もも裏の肉離れの影響が残り、万全ではない中での出場が続いている。

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