大阪桐蔭・前田悠伍この夏初マウンドで2被弾…巨人は熱視線もエース左腕へのプロ評価揺れる

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 巨人は昨年の1位でも高松商の浅野を指名したように、甲子園のスター選手に弱い。現在の最速は148キロだけど、今夏もっとスピードアップして甲子園を沸かせることができれば、巨人が即戦力の大学生投手から前田に1位指名を乗り換える可能性は十分ある。春のセンバツから丸々4カ月もベールに包まれていたわけで、各球団はまだ前田の評価が定まっていないようです」(同前)

 巨人のチーム防御率は現在3.57で12球団ワースト2位。投手陣の再建は急務で、青学大・常広、中大・西舘、東洋大・細野といった即戦力投手が1位候補に挙がる中、「誰もが知っている甲子園のスターは優先的に指名する」という球団の方針もある。

 智弁和歌山、明徳義塾、春のセンバツ王者の山梨学院といった強豪校が次々と地方大会で消える波乱の夏。前田は「夏は何があるか分からない。どれだけ1試合粘り強く戦えるかが大事」と前を向いた。この夏の前田の投球次第で、巨人をはじめとした各球団のドラフト戦略も変わってきそうである。

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