大谷悲願のPO進出どころかエ軍は借金地獄…勝ちにいって結果が出ないショックは過去5年以上

公開日: 更新日:

 プレーオフを目指すどころか、借金生活に突入したのがエンゼルスだ。

 日本時間14日現在、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズとは11.5ゲーム差。プレーオフ進出圏内まで6.5ゲーム差で、なおかつ上の4チームを引きずり降ろさなければならない。

 大谷翔平(29)は一昨年の本拠地最終戦直後の会見で、「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と言った。エンゼルスに加入して以降は、すべて負け越し。9月を待たずに終戦というケースがほとんどだったからだ。「ファンも球団自体の雰囲気も好きだが、それ以上に勝ちたい」とも。

 そしてオフにFAになる今季、チームはプレーオフ進出が期待できる位置につけ、トレード期限を前に「買い手」に回った。過去5年はいずれも早々と白旗を揚げていたから、プレーオフ進出を目指したシーズン中の補強は大谷にとって初の経験になる。

 ところが、トレード期限の8月2日以降、チームは3勝9敗。ぜいたく税を払ってまで補強しながら、上位との差は縮まるどころか開く一方なのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  3. 3

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  4. 4

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  5. 5

    “金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた

  1. 6

    “トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」

  2. 7

    石破と菅が練る「敗戦処理」案…幹事長交代で、進次郎起用、連立相手は維新が本命

  3. 8

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  4. 9

    参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒