107年ぶり甲子園Vの慶応“髪型自由”にヤクルト村上宗隆も…九州学院時代の爆笑エピソード

公開日: 更新日:

「部員がグラウンドで三々五々、調整をしていると、村上ら九州学院ナインがグラウンドに到着した。みんな丸刈りでいかにも高校球児といった風貌で、野球部員を見つけるや、『こんにちは!』と平身低頭、挨拶をした。慶応の選手たちはえらく礼儀正しいなと思ったそうですが、後々、聞いたら慶応ナインは普通に髪を伸ばしているので、村上たちは彼らのことを慶大の野球部員だと勘違いしていたそうです。ユニホームのデザインも高校と大学でまったく同じ。外見では見分けがつかなかったんでしょう(笑)」

 今夏の甲子園では、髪型自由の学校が史上初めてベスト8に3校入り、慶応の球児は髪をなびかせてプレーした。村上が高校に在籍していたのは2015年4月~18年3月まで。日本高野連の高校野球実態調査によると、村上が高校球児だった頃は丸刈りを強制する学校が80%近くを占めていたが、今年の調査結果によると約26%に激減。10年足らずで身なりは大きく変わった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性