著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

国内男子ツアー最高峰の「日本OP」に海外トッププロが見向きもしない理由

公開日: 更新日:

 国内男子ツアーの最高峰といわれる「日本オープン」(大阪・茨木CC西コース)が来月12日から始まる。

 最高権威の大会というのも、「ゴルファー日本一を決める大会」と主催の日本ゴルフ協会(JGA)が勝手にお題目を唱えているだけであり、今や出場するプロもアマチュアもさほど大会にステータスを感じていないのが現実だ。

 大会の魅力を低下させた張本人こそ、ほかでもないJGAだ。

 日本オープンは、日本女子オープン、日本シニアオープンと並ぶJGAが「ナショナルオープン」と位置付ける国内公式競技だ。

 ただ、国を代表するナショナルオープンといえば、誰でも真っ先に「全英オープン」や「全米オープン」を思い浮かべる。

 両オープンは世界中のトッププロやトップアマが一生に一度は勝ちたいと目標に掲げ、優勝者は未来永劫歴史に名を刻む。

 高額賞金だけでなく、名誉やさまざまな特権を得ることができる。開催週にはそれこそ10万人近い観客が押し寄せるなど、世界中のゴルフファンもワクワクする華やかな大会だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択