「箱根駅伝予選会」に関東以外から11校参戦の波紋…本大会進出は至難のワザ

公開日: 更新日:

 関東の大学関係者が言う。

「高校で5000メートルを13分~14分台で走る選手は100%関東の大学に進むと言っても過言ではない。地方の大学は15分台の選手を集め、ハーフマラソンを走れる選手を10人以上育て、しかも記録も求めなければならない。その流れをつくったとしても、箱根の予選会で15位以内に入るには最低でも5年、否、10年以上かかるかもしれない。そんなことは百も承知の地方大学ですが、今回の予選会に出ることで自分たちのレベルを認識できるし、何か得るものもあるでしょう。それに上位13校に食い込む可能性だってゼロではない。箱根に縁がなかった地方の大学に在籍する選手たちが、予選会に挑戦したい気持ちはよくわかります」(関東の大学関係者)

 一方、地方の大学が予選会でボロ負けすれば、1年限りの門戸解放が無意味であったことが白日の下に晒されることになる。

「あながちそれは、無意味といはいえませんよ」と、地方大学のOBがこう語る。

「レースはテレビで生中継されます。出場する地方大学の卒業生や関係者だけでなく、全国の駅伝ファンもライブや録画で見るでしょう。マスコミでいわれているように地方の大学が惨敗すれば、『記念大会だから門戸を広げたという格好だけ整えたのではないか、予選走会を盛り上げるため地方の大学を利用したのではないか』など、厳しい声が出てくるのではないか。そうなれば、『地方大学にも毎年予選会出場を認めろ』という声が大きくなるかもしれません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ