岸田首相また“お祝いテンプレ投稿”…男子バスケ五輪自力出場でも「勇気と感動」の大安売り

公開日: 更新日:

〈やりました!〉──。岸田首相がバスケットボール男子W杯日本代表チームに祝意を示した。実に48年ぶりの自力出場権獲得となる来年のパリ五輪出場を決めた2日夜に早速、自身のⅩ(旧ツイッター)を更新。〈最後まで諦めず勝利のために全力を出し切るその姿に、日本中が勇気と感動をもらった〉と投稿したが、どうにも既視感の漂う薄っぺらい表現だ。

 というのも、スポーツ界のビッグイベントのたび、岸田首相はⅩにお祝いコメントを投稿。むやみやたらに「勇気と感動」のフレーズを繰り返しているのだ。

 例えば昨年12月6日、サッカーW杯日本代表の決勝トーナメント1回戦。クロアチア相手にPK戦の末、目標のベスト8以上を逃すと、即座に〈最後まで勝利を諦めずプレーする姿に勇気と感動を与えていただきました〉と投稿した。内容はバスケ男子代表へのコメントとほぼ一緒だ。

 その2日後、首相官邸で「森保ジャパン」との面会を果たすと〈改めてW杯での活躍と日本に勇気と感動を与えて頂いたことに感謝を伝えました〉とツイート。「勇気と感動」の決まり文句は、他競技の選手やチームでも変わらない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る