2028年ロス五輪期間中の「シーズン中断は困難」とMLBコミッショナーが言い出した裏側

公開日: 更新日:

 野球版ドリームチーム編成が危うくなってきた。

 MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーが日本時間28日、「野球・ソフトボール」が実施される2028年ロサンゼルス五輪について「MLB選手の出場が期待されているが、試合は毎日行われており、レギュラーシーズンは厳格なものと捉えている」と、シーズン中断は難しいとの認識を示した。

 ロス五輪の野球を巡っては、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長が、MLB側からトップ選手の参加を確約する文書を受け取り、大リーグ選手会の合意も得たと明かしている。これにより、エンゼルス・大谷翔平(29)、フィリーズのブライス・ハーパー(31)らビッグネーム出場の道が開かれたとみられていた。

 マンフレッドコミッショナーは正式に野球の復帰が決まった今月中旬、「国際的に成長するわれわれの競技にとって大きな一歩。世界中のスポーツファンに楽しむ機会を与えられるだろう」と話していたが、手のひらを返したように非協力的な姿勢を打ち出したのはどういうわけか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢