2028年ロス五輪期間中の「シーズン中断は困難」とMLBコミッショナーが言い出した裏側

公開日: 更新日:

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「各球団のオーナーから、高額年俸の主力選手を派遣することに反発があったのでしょう。シーズンが中断すれば、その分の利益が見込めないうえに、大会で主力選手が故障すれば大打撃を受ける。ロス五輪組織委員会の会長は多くのメジャーリーガーを顧客に抱える代理人事務所『ワッサーマン・メディア・グループ』のCEОであるケーシー・ワッサーマン氏。同氏は選手会から合意を取り付けながらMLBへの根回しを怠ったのかもしれません」

 複数の米メディアによれば、26年12月にMLBの労使協定が失効するため、選手が五輪に出場するには新協定で労使双方の合意が必要になるという。労使で意見が食い違えば五輪出場を巡ってストに発展する可能性もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状