侍Jでアジア制し評価急上昇の井端監督が警戒…中日次期監督の意外な対立候補

公開日: 更新日:

 そんな中、新たな次期監督候補が浮上しているという。このOBが続ける。

「昨年まで阪神の監督を務めた矢野燿大氏(54)です。現役時代は中日に入団してトレードで阪神へ移籍。19年に阪神監督に就任し、3、2、2、3位と4年連続でAクラス入りを果たした。優勝候補に挙げられる戦力を擁しながら勝ち切れなかったが、今季18年ぶりに優勝したのは、矢野前監督時代に育ったメンバーが活躍したからこそと再評価されている。といっても、あくまで中日内での評価ですが……」

 ちなみに、広島では数年前に阪神元監督の金本知憲氏(55)が監督候補に浮上したことがある。

「とはいえ、井端監督はしたたかです。巨人のコーチとして高橋由伸政権を支え、一緒に退任した18年オフ、戻ってきた原監督に入閣を要請された。一昨年に中日の立浪監督が就任した際にも、コーチとして入閣を打診されたが、いずれも断っている。いつまでも巨人でコーチをやっていても外様に監督の可能性はない。中日の立浪監督の下でコーチを受けてしまうと、一緒に責任を取らされる可能性が出てくる。確実に次の中日の監督に座れるタイミングを見計らっているからです」(同前)

 来オフは11月に指揮するプレミア12以上の戦いが待ち受けている?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  4. 9

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  5. 10

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択