阪神・岡田監督が温める西純矢の「リリーフ転向」 2005年は藤川球児抜擢で大成功

公開日: 更新日:

 ひょっとしたらひょっとするかもしれない。

 昨20日の契約更改、1000万増の年俸3800万円でサインした阪神西純矢(22)のリリーフ転向である。

 今季は開幕ローテ入りを果たし、主に先発で17試合に登板、5勝2敗、防御率3.86。先発としてローテを守ることはできず、中継ぎを務めたこともある。

 その西に大きな期待を寄せているのが岡田彰布監督(65)だ。

 秋季キャンプではブルペン投球にダメ出しをするなど、時に苦言を呈しているのはあくまで期待の裏返しだが、必ずしも先発として期待しているだけではない。リリーフとして、セットアッパー、抑えを務められるだけの力があるとさえ考えている。 

 実際、岡田監督は5月に中継ぎへ配置転換するときに、「中に入れてもええし。馬力あるから、どんどん投げた方がええような気がする。短いイニングで全力でドーンといくほうが力発揮できるかも分からん」と話したこともある。

■本人は先発にこだわり

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」