有馬記念的中で2連勝! 藤浪晋太郎がFA市場でも“馬群”から抜け出す気配

公開日: 更新日:

 さる代理人筋は「オリオールズで変わったことが大きい」と、こう話す。

「オリオールズはデータ野球全盛期のメジャーの中でも、特にデータに特化している球団。2018年オフに就任したエライアスGMは、データ野球でワールドシリーズを制したアストロズ時代にも辣腕を振るった人物。アスレチックスで散々やらかした藤浪を迎え入れたのは、『使い方次第で戦力になる』と踏んだから。実際に地区優勝に貢献したのは大きい」

 藤浪はアスレチックスでは防御率8.57と散々だったが、オリオールズでは同4.85。四球1つあたり、いくつ三振を取れるかという制球力の指標になるK/BBも、アスレチックス時代の1.7から、移籍後は2.13とアップした。

 今やFA市場におけるリリーフ投手の目玉となった藤浪。馬券的中で弾みをつけ、“一山いくら”の馬群から抜け出せるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…