山本由伸ドジャース入りの波紋…一球も投げずエース格の稼ぎになった重圧、他選手からの妬み

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「12年総額3億2500万ドル(約462億円)」でドジャースと契約合意した山本由伸(25)。

 3億2500万ドルはドジャースの中で10年7億ドル(約996億円)の大谷翔平(29)、2018年のMVPで12年3億6500万ドル(約518億円)のベッツ(31)に次いで3番目に高い金額だ。20年のMVPで6年1億6200万ドル(約230億円)のフリーマン(34)より稼ぐことになる。

 投手では先日、トレードで加入したグラスノー(30)の5年1億3650万ドル(約194億円)よりはるかに高額。グラスノーは今季レイズのエースとして10勝7敗。120イニングを投げて162奪三振、直球はMAX163キロで、メジャーの先発ではストレートの平均球速が最も速いといわれる剛腕だ。そのグラスノーの稼ぎを大幅に上回り、メジャーで一球も投げないうちからいきなりエース格になったことになる。

 今季ドジャースの観客動員数はメジャートップの383万人。全米ナンバーワンの人気球団だ。東海岸のニューヨークやフィラデルフィアと比べればファンやメディアはおとなしいが、取材するメディアの数はケタ違いに多い。投手ナンバーワンの高給取りが期待を裏切ろうものなら、バッシングされても不思議ではない。

 メジャー球団のあるスカウトは今年の春先、GMに提出したリポートで山本を、「先発2、3番手」と評価した。

 9月には2年連続2度目のノーヒットノーランを達成。今年のFA市場は先発が不作だったこともあってヤンキースメッツを含む大争奪戦に発展したものの、そのスカウトに言わせると、「今季の防御率は1.21、通算防御率は1.82というのは秀逸。メジャーでも試合をつくる能力は間違いなくある。ただ、メジャーリーガーの中に入ればきゃしゃな体格(178センチ、80キロ)でエンジン自体が小さいうえ、右肘や左脇腹に故障歴がある。長期にわたってコンスタントに勝ち続けるかといえばクビをかしげざるを得ない」そうだ。

 そんな山本が巨額契約のプレッシャーに押し潰されないか心配だ。

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