日本球界がメジャーへの“踏み台”に…亡命の元中日ロドリゲスが4年総額47億円超でブルージェイズ入り

公開日: 更新日:

 中日から自由契約になっていたジャリエル・ロドリゲス(26)が日本時間18日、ブルージェイズと契約合意したことが明らかになった。MLB公式サイトが報じた。4年契約で総額3200万ドル(約47億4000万円)という。

 中日と2023年からの2年契約1年目だった昨季、開幕前のWBCにキューバ代表として出場した後、再来日の予定日に姿を現さなかった。中日は「亡命したとみられる」と見解を示していた。

 最速160キロを超える剛腕は、20年に育成契約で中日入り。同年8月に支配下登録を果たした。最初の2年間は主に先発として23試合で4勝に終わったが、リリーフに転向した22年は56試合に登板して6勝2敗、防御率1.15と急成長。39ホールドで最多ホールドに輝いた。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「メジャー球団にしてみれば、日本でワンクッションあった方が、実力を見極めやすい。日本球界の投手のレベルは、メジャーに近いという評価。つまり、日本で活躍できる投手は、今回のロドリゲスのように、メジャーで大型契約を結びやすいのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か