西武編成幹部「近年のドラ1で一番の投手」と唸った…武内夏暉が並みの新人と決定的に違う点

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 西武ドラフト1位で入団した武内夏暉(22=国学院大)。昨年のドラフトでは3球団が競合するなど、大学ナンバーワン投手として高い評価を得た。新人合同自主トレでは17日に初めてブルペンに入り、「徐々に出力も上げていけたら」と開幕に向けて順調な様子だ。

 西武は近年、2014年の高橋光成(26)を筆頭にドラ1投手の活躍が目立つ。潮崎哲也編成ディレクターは「武内は近年で一番いい投手ではないでしょうか」としたうえで、こう続ける。

「高橋光成が入ってきたころは体の線も細く、まだこれからといった感じでしたが、武内は体も出来上がった状態です。隅田知一郎(24=21年ドラ1)も地方の大学リーグの出身で経験が豊富なわけではなかったけど、武内は東都大学リーグ出身。非常にレベルの高い環境で揉まれているだけあり、バッターの様子を見ながら押したり引いたりする投球術をすでに身につけています」

 同期入団のチームメートからも「練習前のストレッチにしっかりと時間をかけ、自分のこだわりを持っている」と評判の武内。ブルペンでも実戦を想定し、帽子を着用して投球を行うなど意識の高さも光る。

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