日本ハム清宮が味わう「プロ野球選手が故障すること」の意味…早くも熾烈な「三塁争い」勃発

公開日: 更新日:

「表面上はともかく、若手や控え選手の腹の内は『隙あらばポジションを奪ってやろう』ですよ。広島巨人で活躍したユーティリティー選手の木村拓也は、『僕は広島時代、主力がケガしないかな、そうすれば試合に出られるのに、といつも考えていた』と話していた。時代は変わっても、控え選手の思いは同じです」

 清宮はすでに入団7年目。上を見上げる若手ではなく、むしろ「アイツを蹴落として自分が……」と狙われる立場だ。

 坊ちゃん気質でハングリー精神に欠けると言われているが、自身不在で行われている三塁の椅子取りゲームがショック療法になればいいが。

  ◇  ◇  ◇

年々「貪欲さが増してきた」と囁かれながら、いつまで経っても未完の大器のままでいる清宮。それでも、この大事な時期に故障するのはなぜか?

関連記事【もっと読む】…では、清宮に「決定的に足りないもの」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」