楽天・藤平尚真「中継ぎ転向」の覚悟…2016年ドラ1が先発時代の苦悩も包み隠さず明かした

公開日: 更新日:

「期待が大きかった分、ギャップをすごく感じていました。いろんなことをすごく気にしすぎたり、もっとうまくなりたいという気持ちが強すぎて、いろんなことを取り入れたり……。自分の軸を持てなかったところに尽きると思います。背伸びをしてた? (苦笑いを浮かべて)ジャンプしてましたね。今そんなことしてたら、クビになりますよ」

 中継ぎに転向するにあたり、パドレスへ移籍した元守護神の松井裕樹(28)からはトレーニング方法や食事面に加え、リリーフの心構えをこんなふうに伝授されたという。
<抑えたときではなく、打たれたときに、野手から立ち居振る舞いがどう見られているかというところまでしっかり考えたほうがいい。私生活の部分からしっかり考えて行動した方が絶対にプラスになることが多いよ> 

 藤平は松井の言葉を胸に、同僚やコーチとの接し方を気にかけながらキャンプを送っている。

 楽天のリリーフ陣は昨オフ、松井に加えて安楽智大(27)もパワハラ騒動で退団した。

「中継ぎ事情は苦しいと思いますが、最初からいい場面で投げさせてもらえるとは思ってない。最低40試合、できれば50試合投げたい。覚悟を持って中継ぎに挑戦します」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…