佐々木麟太郎「米留学→2年後メジャー挑戦」に立ちはだかる高すぎる壁…パックンも辛口コメント

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 佐々木は渡米に向けて現在、英語の勉強にいそしんでいるが、パックンは「そこらへんの英会話教室のレベルだとスタンフォードのレベルについていけない」とキッパリ。

 同大で野球と勉強を両立させる難しさを力説した上で、中退の可能性を示唆したのだ。

 米国事情に詳しい野球文化学会会長、名城大准教授の鈴村裕輔氏も、「NCAA(全米大学体育協会)が規則を設けています。たとえば、評定平均を割った選手は試合などに出場できない。もし、出場させてしまうとチーム全体に制裁が科されてしまう」と指摘する。

 ただでさえ米大学の野球部はハードだ。カリフォルニア大アーバイン校に留学している大山盛一郎さんは本紙の取材に「(公式戦とサマーリーグの合計で)年間100試合以上に出場する選手もいます。個人練習の時間を多く取れるから自分で考えながら課題に取り組めます」とした一方で、「サマーリーグでは州をまたいだ移動もあるため、肉体的にはけっこうハード。たとえば、試合が22時に終わってからバスに揺られ、朝5時に宿泊先に着いて、また15時に集合ということもありました(笑)」と明かしていた。

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