一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

公開日: 更新日:

「師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない。こんな甘やかされ方ではますます稽古をしなくなり、いつかケガをしますよ。相撲には『負ける稽古』もある。相手に投げられ、受け身をとって転がることで、ケガをしない身のこなしを学ぶ。下手な転び方では足をケガしますからね。ただ、出世すると投げられるのを嫌がり、怠りがちになるのは昔からよくあること。今でさえ稽古不足なのだから、大関に昇進したら、ますますやらなくなるのではないか」(角界関係者)

 ケガで才能を生かせずに土俵を去った力士は数知れず。その一人にならなければいいが……。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 本来、大関への昇進目安は「三役で3場所33勝以上」のため、今場所がその起点ということになる。しかし、その目安はとっくの昔に形骸化。来場所の成績次第で大関昇進の可能性は十分あるという。

●関連記事【続きを読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明