巨人新助っ人野手ヘルナンデスは久々の大当たり?逆転2ランで窮地救い、超絶美技で観客魅了

公開日: 更新日:

 これぞ「助っ人」──という働きだった。

 巨人が昨23日のヤクルト戦に勝って連敗を2でストップ。お立ち台に上がったのは、1-0で迎えた三回に2点本塁打を放ったエリエ・ヘルナンデス(29)である。

 チームは風雲急を告げていた。前日22日に12球団ワーストタイとなる今季12度目の零敗を喫して、ついに借金生活に突入。阿部慎之助監督はこの日、リーグ戦再開後7打数無安打の坂本勇人をスタメンから外し、三塁に回った主砲の岡本和真の代わりに捕手の大城卓三を990日ぶりに先発一塁で起用する荒療治に出た。

「坂本のスタメン落ちはこれまでのような休養ではなく不振が理由。聖域に手をつけた波紋は小さくなく、チームには試合前から異様な緊張感が漂った」とチーム関係者。しかも、予告先発として発表されていた今季5勝1敗の菅野智之腰痛を発症して登板回避。急きょ、ドラフト5位新人の又木鉄平がプロ2度目の先発マウンドに上がるなど、「仮に試合を落とせば、ズルズルといきかねない危機感がベンチにもあったと思う」(同)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所