マリナーズに「イチロー監督待望論」…本人は否定も話題性、親和性、能力値は十分

公開日: 更新日:

 マリナーズのレジェンドでもあるだけに球団として失敗は許されないものの、マ軍は投打とも戦力が充実し、若手の有望株も豊富で、大リーグ公式サイトが7月に発表したプロスペクトランキングの100位内に6人の選手が名を連ねた。

 今回、後任にウィルソン氏が指名されたのは、13年に引退してから長らく育成部門に携わり、主力選手を熟知しているからだという。

 その点、イチローもユニフォームを脱いでから「球団会長付特別アドバイザー」として春季キャンプや普段の練習で選手に混じって汗を流し、若手選手からの信頼も厚いだけに適任ではある。

 唯一のネックは本人にその気がないことか。19年3月の引退会見で「監督は絶対ムリですよ。絶対がつきます。人望がない。本当に人望がないですよ、僕」と、将来の監督就任についてはきっぱりと否定した。

 謙遜ではなく事実ともっぱらだが、自らを冷静に客観的に正しく自己分析できる能力は指揮官として十分だと思うのだが……。

  ◇  ◇  ◇

 イチローと大谷翔平はどちらも天才として知られるが、2人には「決定的な差異」がある。いったいどういうことか。何が、どう違うのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー