ドジャース大谷は「負の新婚ジンクス」を吹き飛ばせるか…松井秀喜、イチロー、ダル、マー君も1年目は苦~い思い出

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が2月29日、「日本人女性」との結婚を電撃発表。世界中に衝撃が走っている。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

「プロスポーツ史上最高額の1000億円契約を手にして迎えるドジャース1年目、人生の伴侶まで得た大谷が今季、どんな成績を残すのか。楽しみが広がりましたが、嫌なジンクスもあります」

 と、長くメジャーリーグを取材する現地特派員がこう続ける。

「一番に思い出すのが、ヤンキース時代の松井秀喜です。2008年の3月に一般女性との結婚を発表。迎えた新婚シーズンは最悪でした。この年は、松井のヤンキース入団時の指揮官で、強い信頼関係を築いていたジョー・トーリ監督からジョー・ジラルディ新監督に交代。松井は開幕スタメンに名を連ねたものの、『8番・DH』。首位打者争いをしていた6月には古傷の左膝を痛めて離脱した。監督と球団が勧める手術を拒否するなどのすったもんだもあり、復帰後も調子が上がらなかった。結局、93試合出場で打率.294、9本塁打、45打点に終わり、9月に左膝の手術を受けた。レンジャーズ時代のダルビッシュも、オフに現在の聖子夫人との交際を発表した翌15年はキャンプ中に右肘を痛め、3月に靱帯移植のトミー・ジョン手術。シーズンを丸々、棒に振りました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ