岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

公開日: 更新日:

 今季限りで退任する阪神岡田彰布監督(66)が、ついに終戦を迎えた。

 13日、CSファーストステージでDeNAにアッサリと連敗。試合後の会見では開口一番、「ひっどいなぁ。最後の最後に」と苦笑い。中野や梅野ら選手に苦言を呈するなど、最後の最後まで「岡田節」全開だった。

 その岡田監督は今後、フロント入りすることが決まっているが、チームはCS開幕前から終戦ムードが漂っていた。レギュラーシーズンでV逸が決まった直後に岡田監督の退任が決定。昨季は18年ぶりリーグ優勝&38年ぶり日本一を達成し、今季も最後まで巨人と優勝を争い、2位に健闘した。が、球団はその大功労者に続投要請をすることなく、任期満了での契約終了を通達。事実上の「解任」といっていい。

 さらにCSが控える中、岡田監督の退任が報じられ、昨14日、球団OBの藤川球児氏(44)の次期監督就任が正式に発表された。事実上、ストーブリーグに突入した。

 岡田監督は退任が決まったことで張り詰めていた糸が切れたのか、体調を崩し、CS直前に風邪で練習を欠席。咳き込みがひどく、眠れない状態が続いたという。案の定、CSで完敗した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑