岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

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 そして大きな波紋を呼んだのが、岡田監督による退任会見の中止だ。

 阪神では、シーズン終了翌日をめどに、監督がオーナー報告と会見を行うのが通例だ。粟井球団社長は会見中止に関して、岡田監督の体調不良を理由に挙げていたが、そもそもオーナー報告、会見ができないほど体調が悪ければ、CSで指揮を執り、試合後に取材対応ができたのかどうか。球団社長の説明を信じる関係者は皆無だ。

 コーチ経験のある球団OBは、「退任会見がないのは異例。2018年オフに任期途中で解任された金本知憲監督でさえ、球団事務所で『囲み』とはいえ、退任会見を行った。フロントは岡田監督に会見してほしくなかったのではないか」と、こう続ける。

「今年、監督の人事権が阪急側から阪神側の手に戻った。阪神側からすれば、2年前に阪急側が指名した岡田監督の退任は既定路線でした。退任ありきのフロントの姿勢に、続投意欲もあった岡田監督が不信感を抱いたとしても不思議ではない。フロントが岡田監督の健康面を配慮したのは確かでしょうけど、ただでさえ歯に衣着せぬ発言をするだけに、退任会見でアレコレ耳が痛いことを言う可能性もある。直後に藤川新監督の船出も控えていますからね。球団は岡田監督に対し、フロント入りすることを交換条件に、会見自粛を申し入れたのではないか」

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