「批判」と「誹謗中傷」を一緒くた…J1町田の刑事告訴に見える藤田晋オーナーの「雀士」の顔

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 サッカーJ1のFC町田ゼルビアが、ネットの「誹謗中傷」に刑事告訴をしたことを先日発表した。チームに対する誹謗中傷には徹底的な措置をとると、親会社であるサイバーエージェントと同クラブのトップを兼務する藤田晋社長はプレスリリースでコメントを述べた。

 しかし、この発表に違和感を抱いたJリーグファン・サポーターは少なくなかった。サッカーと関係がない選手やスタッフなどに対する誹謗中傷はともかく、あたかも同クラブのサッカーに対する批判はすなわち誹謗中傷だといわんばかりだったからだ。

 あるJリーグ関係者は指摘する。

「あえてどちらとも取れるようにしてあるんでしょうね。正直、FC町田ゼルビアのサッカーに対する批判は多い。最近では他チームのサポーターからヒールのように扱われている。それを黙らせたいという意図もあったのでしょう」

 では、なぜFC町田ゼルビアに対する批判が、ここまで多くなったのか。

「勝利から全て逆算して考えるようなFC町田ゼルビアのサッカーは、人によっては不満でしょう。フィジカル優先で、パスワークは重視せず、フェアプレーとは言い難いこともやる。ラフプレーも多い。あのサッカーが嫌いだという人が出てくるのはわかります。個人的には、あの戦術にはむしろ勉強させてもらっていますが」

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