レイカーズ八村塁vs日本バスケ協会の埋まらぬ深い溝…事務総長は苦しい釈明

公開日: 更新日:

 今後については「NBAの選手は関係修復の時間的猶予はある。コミュニケーションを取っていきたい。八村選手は(ホーバスの続投を)発表をもって知ったと思う。八村選手が見ている世界と僕らとは全然違う。考え方の違いは当然あると思う」と、積極的にコミュニケーションを図る意向を示した。

 そもそも八村が「お金の目的」と発言したのは、渡辺事務局長が触れた7月の韓国戦の際、八村サイドは五輪出場を決断した時点でその試合には出ないことが協会側に伝えられていたにもかかわらず、協会は当日まで八村の欠場を発表しなかったことが原因と言われている。

 その結果、八村はチケットを購入していたファンなどから、「出る出る詐欺だ」などと批判を浴びた。思わぬとばっちりを受けるハメになったのだから、怒るのは当然だ。

 しかも渡辺事務局長は今回、「活動の原資を獲得する必要もある」と、「お金の目的」であることの正統性を主張しつつ、直前まで欠場の発表を引き延ばしたことについては、「コンディションが良ければ出てくれるのではないかという希望的な見方もあり、発表が当日になった。彼に負担をかけてしまった」と、苦しい言い訳をするしかなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝