西武「極貧打線」強化のタイムリミット…先発投手陣はリーグ屈指なのに、野手は“一軍半”だらけの惨状

公開日: 更新日:

 今井が海外FA権を取得するのは最短でも2029年のシーズン中だが、成績次第では今オフにもポスティングを直訴しても不思議ではない。今季は抑えに回る平良も、かねてメジャー挑戦を公言してはばからない。

 主力投手が次々に海を渡るようなら、そのしわ寄せは打線に行く。

 西口監督はキャンプ中、本紙インタビューで「打つ方がちょっと伸び悩んでいる選手が多いかな」と話していた。

 昨季の成績が成績だけに、ファンも多少勝てなくても目をつむるだろうが、ドラフト2位ルーキーの渡部聖(大商大)や、20年ドラ1の渡部健、23年6位の村田あたりが近い将来、中軸を担うくらいにならないと苦しいのが実情だ。

 投手の“補助輪”がある間に、野手陣の底上げは急務だ。

  ◇  ◇  ◇

 それにしても、西武の打線はなぜこれほど低迷しているのか。西口監督が日刊ゲンダイの直撃インタビューで明かした「原因」は何か。チーム再建の展望、意気込みとはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘