今年の西武は期待できる?真っ暗になっても続くハードな「志願練習」でチーム再建へ

公開日: 更新日:

 昨季最下位に沈んだ西武。チーム打率は、リーグワースト記録を更新する.212と、歴史的な貧打にあえいだ。

 その反省もあってか、今キャンプでは野手陣が日が落ちるまで、いや、日が落ちて真っ暗になってもなお、練習に精を出している。「全体練習」を午後2時過ぎまで行い、その後は1時間ほど首脳陣が選手ごとに指示を出す「個別練習」。そこから選手が志願する「個人練習」がおよそ2時間以上行われる。

 捕手の古賀(25)が「やっぱり去年がああいう成績だったので、みんな今季にかける思いは強い。これまでとはちょっと違います」と言えば、ベテランの炭谷(37)も「去年のキャンプより、ピリピリした感じですね」と話すように選手も胸に期するものがあるのだろう。

 中田バッテリーコーチも「やらされる練習ではなく、選手が自分に足りないものに気付き、『あれやりたい、これやりたい』と志願し、その結果、練習時間が長くなるのはすごく良いこと」とニンマリだ。

 就任1年目の仁志野手チーフ兼打撃コーチは「野手にとって、今季はチャンスでもある」と、こう話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ